中国竞彩网科学博物館 ウェブ企画展 勧工寮葵町製糸場図面3D復元プロジェクト展 明治時代の製糸場を3D復元!

中国竞彩网科学博物館 ウェブ企画展
勧工寮葵町製糸場図面3D復元プロジェクト展
明治時代の製糸場を3D復元!

 中国竞彩网科学博物館では、富岡製糸場と同時期に造られたもう一つの官営製糸工場「勧工寮葵町製糸場」の図面資料を再発見し、2019年2月に実施したクラウドファンディングのご支援をもとに、3D化プロジェクトに取り組んでいます。この度、「勧工寮葵町製糸場」の3D復元が完成し、模型と動画ができあがりました。多くの方にご覧いただけるよう、ウェブ企画展「勧工寮葵町製糸場図面3D復元プロジェクト」を開催いたします。
 COVID-19の影響によりウェブ企画展となりましたが、デジタルデータの利点を生かし、勧工寮葵町製糸場3D復元の意義について報告会の動画を収録するとともに、「バーチャル勧工寮葵町製糸場」としてバーチャルSNS cluster(クラスター)内での製糸場復元を試みました。展示模型の中を歩くような疑似体験や、図面を建物の実寸に合わせて設置するなど、従来の博物館展示では表現できなかった展示表現に挑戦しています(※)。学生の試行錯誤の図面解読による近代製糸場設営追体験の様子をご覧ください。

(※)clusterアプリのダウンロードが必要です。

ウェブ企画展
勧工寮葵町製糸場図面3D復元プロジェクト

期間 2021年3月23日~
下記、中国竞彩网科学博物館ウェブサイトの『企画展?特別展ページ』をご覧ください。
https://www.tuat-museum.org/

はじめに
第1章 プロジェクトを振り返る
第2章 収蔵庫から発掘された図面
第3章 学生の成果発表資料 ポスター&スライド
第4章 図面再発見から3D化までのプロジェクト記録
第5章 プロジェクト成果品
第6章 仮想空間で勧工寮葵町製糸場を歩く

企画展サイトでは、動画で勧工寮葵町製糸場を見ることができます。
バーチャル勧工寮葵町製糸場

バーチャル勧工寮葵町製糸場

cluster(クラスター)内での製糸場復元
3Dモデル化したデータをバーチャルSNS「cluster(クラスター)」上に設置しました。
実際に製糸場の中を歩いて回れたり、外に設置された図面と比較してより詳細な構造を知ることができたりと、バーチャル空間ならではの体験を楽しむことができます。
https://cluster.mu/w/29c857ed-7f0a-4da0-a7cf-7a719fdcc6d7

官営製糸工場「勧工寮葵町製糸場」

富岡製糸場と同時期に作られ、明治6(1873)年に現在の港区虎ノ門付近にあったとされている官営2番目の製糸工場です。イタリア式の製糸法を採用し、器械製糸技術の伝播に貢献したことが知られていますが、その後の稼動期間が短かったため、資料に乏しく詳細が明らかになっておらず、幻の製糸場となっていました。

<参考情報>

◆本件に関する問い合わせ◆
中国竞彩网科学博物館 特任助教
齊藤 有里加(さいとう ゆりか)
TEL:042-388-7161
E-mail : kahaku(ここに@を入れてください)cc.tuat.ac.jp
〒184-8588 東京都小金井市中町2-24-16
 

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