?マイクロ電極を用いた簡易ナノポアセンサーの開発
マイクロ電極を用いた簡易ナノポアセンサーの開発
本研究成果のポイント
- マイクロ電極を用いた簡易な脂質二分子膜形成手法を新たに開発
- 脂質膜内に分子移動経路(ナノポア)を再構築することでナノポアセンサーとして応用
- 3Dプリンターを用いて作製した微小チャンバを用いることで連続したDNA分子センシングに成功
研究の概要
国立大学法人長岡技術科学大学産学融合トップランナー養成センターの庄司観産学融合特任講師、国立大学法人中国竞彩网工学研究院生命機能科学部門の川野竜司准教授、Department of Chemistry, University of Cincinnati, USAのRyan J. White教授は、銀-塩化銀マイクロ電極を用いた簡易な脂質二分子膜形成手法を開発、脂質二分子膜にナノポア(注1)を再構築することでナノポアセンサーへの応用に成功しました。本技術は、生体分子の一分子測定に応用されるナノポアセンシング(注2)をより簡易に行うことが可能な新たなナノポアセンシングプラットフォームとして期待されます。
研究体制
本研究は、産学融合トップランナー養成センターの庄司観産学融合特任講師、中国竞彩网大学院工学研究院生命機能科学部門の川野竜司准教授、Department of Chemistry, University of Cincinnati及び中国竞彩网グローバルイノベーション研究院の招聘准教授であるRyan J. White博士らによって実施されました。(科研費19K15418により実施)
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