堤正臣副学長が精密工学会賞を受賞

2013年9月18日

堤正臣理事?副学長が,2013年9月13日,関西大学千里山キャンパス(大阪府吹田市山手町3-3-35)で開催された2013年度精密工学会秋期大会において精密工学会賞を受賞した。
この賞は,精密工学分野において研究?技術?教育に関する革新的な功績をあげた研究者,技術者に贈賞される,精密工学会で最も高位に位置づけられているものです。


業績の概要は,次のとおりです。
『同氏は,教育者として多くの博士の学位授与者を輩出され,工作機械関連分野の教育者?研究者の育成にご尽力された.また,指導学生の成果は,国際会議,学会,財団等から,論文賞,奨励賞,最優秀ポスター賞などを多くの賞を受賞している.
また,研究者として工作機械の精度試験方法の標準化に関する研究に積極的に取り組まれ,特に,多軸工作機械の性能評価に関して独創的で実用的な方法を提案し,ISO検査規格として採用されている.この成果に対して,精密工学会論文賞,精密工学会沼田記念論文賞,ファナックFAロボット財団論文賞,工作機械技術振興財団論文賞など多くの賞を受賞されている.さらに,工作機械?機器に関する標準化活動に対する功績に対して,2002年に標準化功労経済産業大臣表彰を受賞されている.
学協会活動としては,精密工学会,日本機械学会などで幅広く貢献し,精密工学会理事,日本機械学会理事を歴任され,2009年には精密工学会フェローとなっている.
以上のように,堤正臣氏が工作機械の性能評価?標準化に対する学術的貢献ならびに産業界,学協会の発展に果たした貢献は極めて大である.』

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