矢ヶ崎一三名誉教授が日本農学賞並びに読売農学賞を受賞しました

2015年4月7日

4月5日(日曜日)、東京大学山上会館で開催された第86回日本農学大会において、日本農学賞並びに読売農学賞の授賞式が挙行され、矢ヶ崎一三名誉教授が「農林水産物とその成分の保健作用に関する研究」により、第86回日本農学賞並びに第52回読売農学賞を受賞されました。

日本農学会は、農学に関する専門学協会の連合協力により、農学およびその技術の進歩発達に貢献し、総合統一された農学の発展を目指す連合体として昭和4年(1929年)に設立され、現在50余りの学協会が所属しています。昭和5年(1930年)から授与が行われている日本農学賞は、我が国の農学関係の賞としては最も伝統と権威のある賞と言われています。

矢ヶ崎一三名誉教授は、昭和58年に本学に赴任後、平成25年3月に定年退官されるまでの約30年にわたり、本学の教育研究に尽力され、平成25年から名誉教授になられています。
矢ヶ崎名誉教授は、食による疾病予防に関する学問を「食理学」と名付けられ、食品成分の生理作用の解明とその機構解析のご研究を進められ、栄養素?非栄養素の生体調節作用、特に疾病予防効果に関して基礎研究のみならず、応用研究の分野でも数々の優れた業績を挙げられました。この度、これまでの業績に対して日本農学賞および読売農学賞が授与されたことは大変喜ばしいことであり、本学の研究が高く評価されたものといえます。

矢ヶ崎名誉教授は、現在宇都宮大学バイオサイエンス教育研究センターの特任教授として研究活動を継続されており、今後の益々のご活躍が期待されます。

授賞式での矢ヶ崎名誉教授(写真左)


日本農学会(別ウィンドウで開きます。)

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