航空研究会が「第20回全日本学生室内飛行ロボットコンテスト」の複数部門で入賞

2024年10月17日

2024年9月21日(土)~23日(月)に開催された「第20回全日本学生室内飛行ロボットコンテスト」に「航空研究会 NoKoLAT」から12チームが出場し、うち9チームが入賞?受賞しました。また、一般部門においては、2年連続で1位から3位までを独占することができました。

■受賞概要

●一般部門
第1位/ベストデザイン賞 「Anteriore」
第2位/ベストクラフト賞 「FlyingNoob」
第3位/ベストクラフト賞 「sarakapii」
第9位 「Xiphos」

●自動操縦部門
第2位/ベストパイロット賞 「彼岸花」
第3位/ベストデザイン賞 「キセノス」

●マルチコプター部門
第1位 「のうこう☆ロボコンズ」
第2位 「Fortuner」
第6位 「Fremder」
第7位 「Black octa」

●ユニークデザイン部門
ヤマハ発動機賞 「Phalaena」
DRONE STAR賞 「Job Hunter M1」

■出場した機体とその特徴

「Anteriore」
前進翼かつ先尾翼。見かけによらない安定性と圧倒的な失速耐性を発揮した。
「FlyingNoob」
細身の胴体に薄翼でスパンの大きい主翼を持ち、低速域で高い飛行性能を発揮。
「sarakapii」
4.9g/dm^2という低翼面荷重をもつ帆立貝モチーフの円盤翼機。低速性と機動性を両立した。
「Xiphos」
後退翼を採用することで優れたデザインと安定した飛行性能を実現した機体。
「彼岸花」
自動操縦に適した機体とコンパクトなモジュール。カメラによる物体検出で自動投下成功。
「キセノス」
赤外線LEDと赤外線ステレオカメラを利用した自己位置推定を新たに開発。
「のうこう??ロボコンズ」
赤外線センサでの自動投下システムを搭載。フレームは立体かつ一体で積層したCFRPを採用。
「Fortuner」
ベースがバルサと発泡スチロールの"幸運"を運ぶ高推力なマルチコプター。
「Fremder」
垂直離着陸が可能なテールシッター。通常の飛行機のような滑走路での離着陸も可能。
「Black octa」
推力損失を減らすためにプロペラを腕の下に配置した8発8本腕の回転翼機。
「Phalaena」
ドラッグラダーのみでピッチ、ロール、ヨー、速度の4軸を制御する。全翼機の極地を実現。
「Job Hunter M1」
中央に14inの大型プロペラ、四隅に姿勢制御用の5inプロペラを備えた変則的ペンタコプター。就活生が四季報を積んで飛行させ、会場を湧かせた。

■全日本学生室内飛行ロボットコンテスト

一般社団法人日本航空宇宙学会のコンテストです。一般部門、自動操縦部門、マルチコプター部門、ユニークデザイン部門、ビギナー部門の5つの部門があります。詳細は、下記をご覧ください。

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