工学府化学物理工学専攻1年の長谷川雄大さんが化学工学会第55回秋季大会SY-78材料?界面部会シンポジウム「優秀ポスター賞」を受賞
2024年12月2日
工学府化学物理工学専攻1年の長谷川雄大さんが、2024年9月12日に化学工学会第55回秋季大会SY-78材料?界面部会シンポジウム「優秀ポスター賞」を受賞しました。
■受賞名
「優秀ポスター賞」
■受賞者
長谷川 雄大(はせがわ ゆうだい)さん
工学府?博士前期課程 化学物理工学専攻1年
本郷高等学校2019年度卒業
指導教員:工学研究院 応用化学部門 滝山 博志 教授
■受賞概要
●テーマ:「冷却晶析に対する温度応答性高分子の核化トリガー効果」
●内 容:医薬品の品質に影響する結晶粒子群の粒径や形状を制御するためには、結晶化の初期段階である核化の制御が重要です。私たちは、温度応答性高分子の相転移が核化の制御に有用であることを見出したことに加え、より好ましい結晶粒子群を得ることに成功しました。本研究は、温度応答性高分子の晶析への応用例を提示し、核化を脱溶媒和の観点から制御する新規手法を提案しています。今回得られた成果は、光やpHといった様々な外部刺激による核化の制御への応用が期待されます。
●受賞日:2024年9月12日
●参加学会等:化学工学会第55回秋季大会SY-78材料?界面部会シンポジウム
https://www.scej-dmi.org/report/20220918.html(受賞ページ:YA247)
https://www4.scej.org/meeting/55f/index.html(大会ページ)