工学府生体医用システム工学専攻2年の田中公基さんが日本超音波医学会第36回関東甲信越地方会学術集会「新人賞」を受賞
2024年12月25日
工学府生体医用システム工学専攻2年の田中公基さんが、2024年10月6日に日本超音波医学会第36回関東甲信越地方会学術集会「新人賞」を受賞しました。
■受賞名
「新人賞」
■受賞者
田中公基(たなか こうき)さん
工学府博士前期課程生体医用システム工学専攻2年
宮城県仙台第二高等学校2017年度卒業
指導教員:工学研究院 先端電気電子部門 桝田 晃司 教授
■受賞概要
●テーマ:「深層学習による超音波画像中の肝血管の認識と治療ナビゲーションへの応用」
●内 容:研究室では、超音波を用いた低侵襲治療システムの開発を行っています。このシステムは、超音波画像で疾患部を特定し、カテーテルなどの治療ツールを誘導することで、開腹手術を回避し患者の負担を軽減します。また、超音波画像の限られた視野を補うために、術前の3D血管網情報と術中の超音波画像を深層学習を利用して統合する技術を開発しています。この低侵襲治療システムの実現は、患者のQOL向上につながると考えています。
●受賞日:2024年10月6日
●参加学会等:日本超音波医学会第36回関東甲信越地方会学術集会
http://uskanto2024.umin.jp/(大会ページ)