公開講座「子ども樹木博士」 を開催

2024年7月25日

 7月13日(土)、公開講座「子ども樹木博士」が、戸田浩人農学研究院教授、小池伸介教授、小林勇太助教の担当で、午前の部と午後の部の2回開催されました。
 本講座は、身近な樹木の名前、見分け方、性質などを小学生とその保護者に解説し、身近な緑や自然に親しんでもらうものです。今年は小学校低学年の参加が7割を占めていました。
 受講者を家族単位ごとに担当の学生を設け、キャンパス内を散策しながら木の葉の形や色、香りや感触などを丁寧に説明しました。その後教室に戻り、樹木の枝葉標本を手に取って名前を覚え直しの復習をし、別の教室で樹木名を当てるクイズ(初級25種、中級54種)を行いました。初級に挑戦し、全問正解の子も多くいました。残念ながら2、3問間違えてしまった子も再度覚え直すなど、保護者の方も一緒に楽しまれました。
 今年も応募者数が多く、6月には予定数を大きく超えたため途中で閉め切らざるを得ませんでした。ちょうど梅雨の晴れ間にあたり、猛暑でもなく、散策には好適な日となりました。
 アンケートで公開講座で教えてほしいことをたずねたところ、木の詳しい性質や利用のされ方、木と虫の関係、木や植物と自然とのかかわりなど多岐にわたり、子ども達がこの講座をきっかけとして、身近な自然に興味をもってくれたといえます。

樹木解説(本館北)
樹木解説(第1講義棟西)
標本で名前の覚え直し
樹木の名前あてクイズ(初級)
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