「地域中核?特色ある研究大学強化促進事業(J-PEAKS)」伴走チームによるサイトビジットが実施されました
2024年12月18日
12月6日(金)、本学府中キャンパスにて「地域中核?特色ある研究大学強化促進事業(J-PEAKS)」伴走チームによるサイトビジットが実施され、本学の担当サポーターである長我部信行氏(株式会社日立ハイテク コアテクノロジー&ソリューション統括本部エグゼクティブアドバイザー)を筆頭に、地域中核?特色ある研究大学の振興に係る伴走チーム、文部科学省、日本学術振興会の関係者計14名(以下「J-PEAKS関係者」)が来学しました。
「地域中核?特色ある研究大学強化促進事業(J-PEAKS)」は、地域の中核大学や研究の特定分野に強みを持つ大学が、他大学との連携等を図りつつ、研究活動の国際展開や社会実装の加速等に取り組み、我が国全体の研究力の発展を牽引する研究大学群の形成を目的とした文部科学省及び日本学術振興会の支援事業であり、本学は電気通信大学、東京外国語大学を連携大学として中国竞彩网5年度に採択されています。
当サイトビジットは、J-PEAKSの中核となる研究拠点等の視察と、学長をはじめとした本学執行部との意見交換を通じ、事業の進捗状況の確認や課題を把握すること、本学の歴史や強み、特色がわかる施設等を視察し、実態を把握することを目的として実施されました。
はじめに、長我部氏をはじめとするJ-PEAKS関係者と本学千葉学長をはじめとする執行部との意見交換を行い、J-PEAKSを進めていく上での組織、体制の在り方や、大学?地域?企業間における効果的な連携方法、博士課程学生の教育等、多岐にわたり活発な議論が行われました。
引き続き、研究拠点等の視察が行われました。農学部本館にある科学博物館分館では、有江理事から説明を行い、J-PEAKS関係者に展示物や本学の歴史にふれていただきました。
続いて、植物工場研究施設では、髙橋助教及び山中学長補佐から、J-PEAKS豪州事業で取り組んでいるポンガミア栽培の説明がありました。
さらに、昆虫工場では、天竺桂副学長及び坂本特任助教から、地域連携昆虫飼料生産事業の説明があり、植物性食品残渣を飼料とした昆虫の活用による子豚用飼料について、様々なご質問をいただきました。
最後に、新築された鶏舎では、新村教授からアニマルウェルフェアの観点から取り組む予定である鶏の研究について説明がありました。
本学では、今回のサイトビジットでいただいたご意見を踏まえ、J-PEAKSの更なる推進、事業成果の社会還元を目指してまいります。