動物福祉モデル鶏舎「Unshelled」竣工式を開催

2025年1月6日

 2024年12月16日(月)、府中キャンパスにおいて、動物福祉モデル鶏舎「Unshelled」の竣工式を開催しました。
 当日は晴天に恵まれた中、本鶏舎をご寄附いただいたヨシダエルシス株式会社 代表取締役 吉田卓司様、同社取締役技術部長 大野泰史様らをご来賓にお迎えし、本学からは船田良農学府長ほか関係者が出席し、建物の完成を祝いました。また、竣工式に続いて、施設見学会が行われました。
 本鶏舎は、昨今話題となっているアニマルウェルフェアの研究と教育普及という2つの目的を持っており、前者は多様な飼育システムの比較研究により革新的な循環型システムの創造を行うこと、後者は多様なステークホルダーが集って議論するための共感の場を提供することを目的としています。
 鶏舎の名前であるUnshelled(アンシェルド)とは、“覆われていない”という意味を持つ造語です。見学室から開放的な空間で飼育されている採卵鶏が観察できる透明性の高い鶏舎で、また、既存の枠組みにとらわれない革新的な研究とイノベーションを生み出そうという思いが込められています。
 このような目的と思いを体現する場が必要であるという共通の思いから、ヨシダエルシス株式会社からのご寄附により建設されました。鶏舎の本格始動は2025年春頃を予定しています。

竣工式の様子
動物福祉モデル鶏舎「Unshelled」のイメージイラスト

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