理系ビジョナリー?リーダー?プログラム生が福島県での実践研修に参加
2024年3月25日
3月7日~9日、理系ビジョナリー?リーダー?プログラムBasicコースで選抜された学部生及び博士課程学生の総勢11名が、東日本大震災から13年目の節目に福島県浜通り地域を訪れ、自身の研究と関連付けて解決策を考える、福島イノベーションコースト研修(実践研修)に参加しました。
参加者は、①福島ロボットテストフィールド ②株式会社小高ワーカーズベース ③福島水素エネルギー研究フィールド ④請戸小学校 ⑤東京電力福島第一原子力発電所 ⑥本学農学部生物生産学科 大川泰一郎教授の福島復興プロジェクトの研究対象の富岡町圃場 ⑦東日本大震災?原子力災害伝承館 などを視察し、各所で行われている最先端研究と技術、新産業創出などで進んだ復興の現状を学ぶとともに、未だ残る課題について議論を行いました。特に、事故の起こった福島第一原子力発電所の1号機を目の前にした参加者たちから、処理水や廃炉への課題について様々な意見や質問が出ました。
視察後は、自身の研究をどのように推進すれば福島に未だ残る課題解決のために貢献できるのかを学部生がチームで議論を行いました。さらに、専門の異なる博士課程学生がファシリテートすることで議論が活性化し、分野を超えたコミュニケーションが生まれました。