酒井憲司教授が米国生物農業工学会フェローを受賞

2019年8月9日

農学研究院農業環境工学部門の酒井憲司教授が、2019年7月8日、American Society of Agricultural and Biological Engineers(ASABE) Fellow 2019(米国生物農業工学会フェロー)を受賞しました。

■受賞名
ASABE Grade of Fellow 2019

■受賞概要
?受賞業績:「カオス?非線形力学の農学分野への応用」

?業績概要:農業および生物生産システムの諸現象に遍在する、非線形性、決定論、自己相似性に着目し、農業機械学における主要テーマである農用トラクタの動的挙動および土壌耕うんにおけるカオス?非線形力学の関する研究を端緒として、農産物価格変動の決定論的非線形予測、柑橘類?ナッツ?ドングリなどの多年生植物の種子?果実生産における同期理論の実証などを通じ、農業および生物工学における非線形力学とカオス理論の応用における世界的なパイオニアとしての業績が評価された。
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?賞の概要:American Society of Biological and Agricultural Engineers(ASABE)は1万人の会員を擁し当該分野の世界最大の学会である.ASABE Grade of Fellowは, ASABE's highest honourとされ、本賞が1937年に創設されて以来、日本からの受賞者は5人目(大学研究者としては3人目)である。

ASABE Fellows(別ウィンドウで開きます) 
ASABE Welcomes Twelve Individuals to the Ranks of Fellow(別ウィンドウで開きます) 

2019年7月の年次大会(ボストン)において、Fellow Induction Ceremonyが挙行されました。(右から酒井憲司教授、Maury Salz ASABE学会長、Sue E. NokesASABE次期学会長)

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?中国竞彩网 酒井憲司教授 研究者プロフィール
?酒井憲司教授が所属する 中国竞彩网農学部地域生態システム学科

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