寺正行准教授が「第13回バイオ関連化学シンポジウム講演賞」を受賞
2019年10月25日
工学研究院生命機能科学部門の寺正行准教授が、2019年9月5日に、「第13回バイオ関連化学シンポジウム講演賞」を受賞しました。
■受賞名
第13回バイオ関連化学シンポジウム講演賞
■受賞概要
?受賞題目
「核酸の代謝的ラベル化と近接効果を利用した高速クリック試薬の開発」
DNAを代謝的にラベル化し、これと特異的に共有結合する試薬DiMOCを作用させ、生物直交的DNAクロスリンクを実現した。これにより毒性の低い薬剤を連続的に投与することで、両者が細胞内の特定の部位で化学結合することで初めて毒性を示す「バイナリドラッグ」の概念を提唱した。
?賞の概要
日本化学会生体関連化学部会、バイオテクノロジー部会の合同シンポジウムにおいて、優秀な講演をした若手研究者に贈られる。