2025-05-14 育林学実習「間伐」

農学部地域生態システム学科3年生の3泊4日の集中実習「育林学実習」で、戸田浩人教授、崔東寿准教授、学生さんと一緒に、群馬県みどり市にある農工大の演習林、フィールドミュージアム(FM)大谷山に行ってきたワン!

今日は実習1日目、「間伐」の様子を紹介するワン!

「間伐」は、成長して混んできた森林を間引く作業。
森林の密度を下げることで、間伐後に残された樹木が太くなる肥大成長を促すんだワン。





最初は写真1~2枚目のように、樹木の樹高や胸高直径(太さ)を測定したワン!成長が遅れていないか、被圧されて細くなってないか、幹がすごく曲がったり二又になっていないかなど、1本1本の木を観察して、「樹型級」というクラス分けをしたワン。その結果から間伐する木、残す木を決めるワン。

木を選んだら、伐採作業だワン!写真3枚目、技術職員さんに、間伐の伐採方法のお手本をみせてもらったワン。実習では、大ノコとオノを使ったワン。60年生の大きな木なので、倒れるときはすごい迫力だったワン!

写真4枚目は、倒したい方向に受け口を作っているところ。大ノコで水平に伐りこみを入れて、上斜め45度からオノを入れることで、くさび型の溝を作るんだワン。受け口ができたら、受け口の反対側から大ノコで「追い口」を作るワン。受け口の下側よりも数センチ上を目指して伐りこみを入れていくワン。大ノコが受け口に近づいていくと、重さで木が傾き、受け口が蝶番(ちょうつがい)のようになって木が倒れていくワン。写真5枚目では、ハッケンが切り株の受け口、コウケンが追い口の部分に乗っているワン!

間伐をすると、混んでいて暗かった森林が明るくなるワン。
間伐には、樹木を太くするだけでなく、森林を明るくして林床植生を回復させる効果もあるんだワン。

次回は実習2日目の様子を紹介するワン!

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